Appassionato 370Z























































































































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レポート01では 日産自動車関係者向けのレポートなので購入を考えている人は、
なるだけなら避けて欲しいかなと思ったりします。辛口なので

370Z(CBA-Z34)の感想

謎が多いこの新車 これが一言で言うと今回の新しいフェアレディZの感想です。

まず一つには値段です。北米のアナウンスでは、29500ドルからと言うアナウンスが
あったようです。 1ドル100円レートで考えると 295万円 アメリカでは地域で消費税が
違うのですが、まあ7%をつけても315万円ぐらいです。
日本では 約362万円からですが、ここには47万円もの差があります。Zは輸出されるもの
なので、本来であれば輸送代(タンカー代) 保管料などいろいろ考えると メインマーケット
としても同額程度というのが普通じゃないのかなと言う思いです。仮にナビつきで362万円
であれば納得できたのですが、不公平感は否めません。


二つ目の謎は 設定の謎です。

謎のオーディオレス設定と、メーカー、ディーラーのオーディオ選択なし 
全員がナビが必要ではないと言うのは日産も分かっていると思います。ですので価格を
抑える為にナビなしオーディオなしを設定するのは分かりますが、であるならば
オプション選択は、普通のカーオーディオですからなんでも設定できたはずです。
2DINの記載もありませんでしたので、ベースを考えていたい人は????が
飛んでいたと思います。 またナビに関してもコンシェルジュで下の2DIN位置では危ない
と言う説明をするぐらいなら、純正ナビ位置に取り付けるためのアタッチメントを出すべき
だったのではないでしょうか?」

謎のリアフォグ そして設定のなかったフロントフォグ
リアの中央下にある赤いランプがつきそうな部分は リアフォグなのですが、通常
考えるとなんであるの?と言う疑問はあります。後方車への配慮とか言われているの
ですが、であるならば本来、前方衝突が一番危ない訳ですので フロントのフォグが
ないのはかなりの疑問です。


リアホイール オフセット15の謎
通常の車であると オフセットはダイタイ30〜40ぐらいの間なのですが、この15という
オフセットはホトンドないのです。ホイールメーカーで検索するとほとんどありません。
ドレスアップも車の楽しみでありますが、安易に選択肢を狭めるのはどうなんだろうと
思います。

販売の謎

今回のフェアレディZ 日産の販売店としては、キューブと並び3月商戦への起爆剤と
思っていたはずですが、真面目に売る気があるのかないのか分かりません。
今回モーターショーモデルがなかったために、どうなるのか車雑誌を片手に商談を
すめるしかないという状態です。事前マニュアルもキューブは写真が載っていなかった
そうですが、そういう事も少なからずメーカーへの不信感を持ったのでは?と思います。

ダイタイ20万人商圏都市なら、一店舗ぐらい展示車を持つような感じでしたが、今回は
展示もない所が多く、現車確認できなければ、私も買おうと予定していた1人ですが、
見ないと本当に分からない部分が多い車ですので結果的に売れないと思います。

萎縮した 購入予定者と販売店
個人的に今回の予約受注、発売日後の受注がかなり厳しい数字になっているのは
GT-Rの少しでもいじれば保障効かない規制の関係もあると思います。
エアロ、ホイール、タイヤ、マフラーを交換するのはかなり一般的ですが、
この一般的な事すらGT-Rでは純正以外を受け付けませんでした。これでは
Zも同じかと思うとワクワクドキドキ間や自分だけのZと言う事が実現し難いという
問題がオーナーになる気持ちをそいだと思います。

フェアレディZを買うと決めている人はかなり情報を収集している人が多いので、
北米での値段のアナウンスを知っている人が多いと思います。であるならば、
日本の値段の不満もありますし、値引きがどうやら厳しいと言うのも知っていると
思います。 もしかりに362万円がナビつきなら、ナビが30万で 本体が332万か
まあ妥当かなと思うでしょう。でもナビなしでオーディオなしで素のZが362万円で
社外ナビ、オーディオはつけられないかもしれないなんて事になると、今回も縁が
なかったなと諦めるのではないかと思います。


300万円精神ライン、好不況はともかく、日本人は300万円を越すと外車を買うという
事をよく言われます。Z33が初期に300万円(税込み)315万円で売った時は、
かなり熱狂的にZを支持したと思います。段々高くなり販売は苦境になりました。
これはランエボ、インプレッサSTiにも同様にいえることで、エボ7までは熱狂的に
買っていたのに今のモデルに関しては 買うかと言う話をまったく聞きません。
フェアレディZも362万円 バージョンSは、399万円ですから、かなり厳しい値段です。
これによりほぼ日産は日本のユーザーには売る気がないと判断されたのではなかろうかと
思います。

じゃあ値引きが期待できるのか?と言えば12月はメーカーの縛りがあるようで厳しいです。
おそらく下取り車で調整して値引きをつけていると思います。

またこの縛りに 金利も日産の優遇金利3.9%も受けられない状態なので、正直
買うほうも売るほうも諦めかけているというのがおそらく現状だと私は思います。

期待していた新型ですが メーカーの戦略でどうも売れないモデルと言う判を既に
押されたのではないのかと心配されます。

前モデルの最終価格がベースが、約337万円で 今回のベースが約362万円ですから

最低限同レベル維持の値引きを25万円しないと 数ヵ月後 もしかしたら既にジリ
貧販売台数になる可能性が高いです。



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